日本皮膚科学会キャリア支援

西部支部

とにかく続けてみる

岸部麻里(旭川医科大)

2018年11月10日(土) 13:30~15:30
島根県民会館2階第2多目的ホール

自分自身のキャリアを振り返りつつ、私のモチベーションは何かを考えてみました。私の人生の目標は、「子供達にとって、良き社会人のお手本でいたい」ということ、そして、私が考える社会人とは、「元気に働いて、稼いで、家族を養って、かつ、社会貢献ができる人」です。
この姿を目指すことが、モチベーションの源になっているように思います。私のキャリアは、常に仕事と育児をどう両立 するか、という課題の連続でした。家庭の事情や育児などで仕事のペースを落とさざるを得ない時期がありました。育児・臨床・研究のバランスがとれず、「辞めたほうが楽かも...」と思い悩むこともありました。
子供達が成長し、親を必要とする場面が減った今、私には仕事があって良かったと心から感じています。自分ができることを細々とでも誠意をもって取り組むこと、そして、とにかく続けることの大切さが皆さんに伝われば嬉しく思います。
最後に、発表の機会を与えて下さったワーキンググループの先生方に、心より感謝申し上げます。

症例との出会いから始まったこと

竹尾直子(大分大)

2018年11月10日(土) 13:30~15:30
島根県民会館2階第2多目的ホール

2006年にコチニール色素によるアナフィラキムシーの症例を経験し、2年後の育休中に論文を投稿しました。2012年に厚生労働省がコチニール色素の注意喚起を出した際に私の論文を見たテレビ局がかけてきた1本の電話がその後の私の人生を大きく変えました。
産後、私は仕事にやりがいを見いだせずモチベーションは著しく低下してい ましたが、その電話が私のモチベーションを上げるきっかけとなり、コチニール色素アレルギーの検査体制を整えるために活動を開始し、科学研究費を獲得し研究を行い、多くの先生方にお会いし手を差し伸べて頂きました。
小学生になった2人の子供の世話は楽になっても、PTAや子供会などでの親の負担は増していき、その一方で、細々と研究を続けつつ医局長としての責務をこなす、目まぐるしいですが充実した日々を送っています。
限られた時間の中でも働き続け、興味をもったことに突き進んだことが今につな がっています。