趣意書

謹 啓
　時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。
　平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
　さて、公益社団法人日本皮膚科学会では、主に皮膚科医を対象に一定期間の研修と試験の合格を経て取得できる専門医資格に関する事業、よりよい皮膚科医を育成するためのキャリア支援事業、各疾患の診療基準となる診療ガイドライン策定事業等の様々な活動をしております。
　ご承知のとおり、医師の育成には社会的ニーズの高まりもあり医学的な専門知識の他、高いコミュニケーションスキルも必要とされるようになっております。そのため、これまでと比較した際に、多くの時間と費用等さまざまな資源を投入することが必要となり、これらを個々の医療施設はもちろん日本皮膚科学会のみで賄うことには限界があります。
　これらの活動は私たちの会費で賄うべきものではございますが、上述のとおり、昨今の社会からの期待と要請に応えるべく学会として行うべき活動範囲を拡充させるためには、多くの方からのご支援、ご協力が必要な状況にあります。

そこで、以下の2項目での寄付を募集させていただきます。
※寄付申込書ご記入時に、御希望の支援をお選びください。（複数選択可）
１ 一般寄付金　（使途を特定せず受領する寄付金）
２ 特定寄付金　（使途を特定されて受領する寄付金及び広く一般社会に本会が使途を特定して募金活動を行うことにより受領する寄付。）

1. 1) キャリア支援事業：若手医師の皮膚科専攻を促し、皮膚科医を増やし、若手医師もモチベーションを更に高めるための活動への支援
2. 2) その他、公益事業への寄付

　以上の項目に関してまして、会員の皆様、一般の皆様、企業の皆様からのご支援をいただきつつ、より良い皮膚科診療及び皮膚科医の教育と育成を図ってまいりたいと思っております。どうか本主旨にご理解いただき、ご寄付の程よろしくお願い申し上げます。特に支援を指定されていない場合は、本会に一任させていただきます。

なお、当学会は平成 26 年 4 月 1 日（認定日）、内閣総理大臣より「公益社団法人」としての認定を受けておりますので、当学会への寄付金には、特定公益増進法人に対する寄付金としての税法上の優遇措置が適用され、所得税（個人）、法人税（法人）の損金算入限度額の特例が受けられます。