第82回日本皮膚科学会東京支部学術大会M&M相談会は、2018年12月1日ザ・プリンスパークタワー東京B2FコンベンションホールA①で開催されました。
出席率は良く、最終的にはメンター16名、メンティー17名、合計33名が集いました。 今回は『あなたのワークとライフは充実してますか?』をスローガンに挙げ、2講演の後、ワークと相談会へとスムーズな進行ができました。ファザーリングジャパン代表安藤哲也氏「ワークライフシナジー」、秋田大学沼直子先生『皮膚科医のキャリアパスについて』のご講演を拝聴し、目標達成シート・キャリア未来年表作成を行いました。
安藤氏のご講演では、自分の基軸に合わせて人生を選択することをライフシフトと定義し、「人生100年時代』を楽しく生きるために様々な社会ごとに自分の居場所がある寄せ鍋型ライフを紹介していただきました。
ライフシフターのモデルとして安藤氏や様々な方の生き方をお聞きしました。医療従事者でない安藤氏のご講演は非常に新鮮で、働き方改革は生き方改革として、改めて自分の働き方や生き方について考えさせられました。
蓮沼先生のご講演では、静的キャリア論である山登りキャリアと動的キャリア論である波乗りキャリアがあり、若手女性医師はライフイベントに左右され、計画通りにいかない事が予想され、波乗りキャリアであると教えていただきました。その上で、幅広い世代の先輩からキャリアプランニングの例をたくさん紹介いただき、転機はその時には分からない、やる前は嫌だったことも、その後自信に繋がるあるいは学びがある、人との出会いが未来を創るという先輩たちの言葉がとても胸に響きました。
その後実際、ゴール設定シートと、大谷翔平選手が花巻東高校の時に作っていたという話題の目標達成表を作成しました。いざ、 書くとなると手が止まってしまうということもありましたが、メンターの先生にも相談しながら完成している様子が見られました。